2014年09月10日

この日のdccは斯く如し…うんち食う編

何故かウチにdccがあるんですよ。
MDと共に全く興味は無かったのですが、ふとオクにてmarantz製dccを見かけまして、
更にソレが“アヒル七”搭載と来たその日には、まぁ手に入れるしかないかと。
ジャンクでしたが、最悪dcc部分が動かなくても、DACとして使用できるらしいので。

手に入れたのはDD-82と言う機種なのです。
Philips DCC900 や PANASONIC RS-DC10 と全く同一と思われがちですが、
実は一部異なります。
メカは配置以外ほぼ同一なのですが、肝心要のDAC部分が異なります。
marantz以外は、SAA7350のみの使用ですが、DD-82はTDA1547付加で
所謂“アヒル七”構成となってます。
上位機種にDD-92がありますが、DD-82と色以外何が違うのかは、今の所不明です。
DD-92は稀にオクに出現しますが、結構高値になりますね。

さて、その機体が完動品になるまではかなり長い道のりとなりましたので、
今回は小分けにしてエントリーしようかと。

まずは、殆ど語られることのない(多分この先も)、技術的な仕様などを語ってみようかと。
dccと言えば、デジタルテープ媒体の代表格のDATとは違い、固定ヘッドとなってます。
ヘッドを回転させずに、どうやって大量のBITデータを処理しているかと言いますと、
録再ヘッドだとこんな感じになります。
DCC1.jpg
上半分がデジタル処理用、下半分がアナログ処理用です。
なので、オートリバースしようとすると、従来どおりヘッドを回転させなければなりません。
アナログテープとの互換を考えなければ、上から下まで全部デジタル用のブロックにすれば、
回転させなくても良いんですけど。
(※RQ-DR9はどうなってるんだろう?リバース不可なの?)

半導体ヘッドですので、帯磁しませんので、消磁の必要はありません。
ってか消磁器使ったら下手したらヘッドが死にかねません。
たまにオクで、「メンテナンス済み、なんとヘッド消磁済み」と書いたdccが出品されてますが、
如何なモンでしょうねぇ。
ってか今更買う人も居ないと思いますが。
ってか仕組みも知らずにどうやってメンテしたんだ?

さらに細かく見ると、このように。
DCC2.jpg
ええ、ある意味懐かしの8トラです、正確には9トラですが。
音楽用データが8トラック使用、残りは所謂TOCとかが使用します。
音楽用データトラックは、1フレームにつき 12,288Byte
内訳は、
・純粋な音楽データ 8,192Byte
・補正用のパリティ等 3,968Byte
・著作権情報なと付加情報 128Byte
となってます。
上図のように、各フレームは同じトラックに連続して書き込まれることはありません。
テープですので、オレヨレ等によるドロップアウトは避けれませんので、そのリスク分散です。

圧縮方式がどうたらこうたらとかは、修理する上ではほぼ無関係なので割愛。
posted by しまりす at 18:20| Comment(0) | おーでお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月08日

我が家の至宝

こと、FAIR MATE RD-6500 の音がおかしくなりました。
どう聴いてもモノラルにしか聞こえません。
ボリュームを回すと、爆音が出たりもします。

今更世界初公開。
clip_4.jpg
東芝TAP7240APが使われております。
カーオーディオとか、秋月キットに使われていたらしいです。

ボリュームをばらしたら、スライダーがポロリ。
以前の経験で、瞬間接着剤では固定できないのは分かっているので、
エポキシでがちがちに固めました。
clip_2.jpg

整形後。
clip_3.jpg

アンプ界の巨匠の真似事で消しゴムでゴシゴシして、接点グリスを塗布して完成です。
clip_1.jpg

よく売れたと思われるこの個体も、日本での完動品現存はウチぐらいかしら?
さすがにノーメンテで動く年式ではないし、この製品を手入れして使用し続ける人も、
まずいないでしょう。
チェコだと思われますが、ソコでは「日本の一流メーカーのラジカセ」として紹介されてます。
ちなみに海外名は ASAHI RD-830 です。
ネット上で、毛唐どもには高評価な記事がいくつか見受けられますが、
ご本尊では、ウチ以外全く見当たらないのが至極残念な限りです。
本当の意味での、日本的な価値のある製品だと思います。
posted by しまりす at 13:45| Comment(5) | おーでお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月03日

おでお熱

よく「オーディオ熱、再発」とか聞く。
物理的な熱ではなく、情熱の方ね。
40歳以降の方に多いかしら。

そういえば、ウチはその手の熱はないな。
その手の方々でよく聞くのが、一旦熱が冷めたので機器を手放し、
再度入手し始めた、ってな話。
ウチは元から熱くなってないので冷めもせず、
気が付けば、ほぼ20年以上同じ構成で、黙々と気に入った音楽を聴き続けている次第。
スペックとか気にしたことがない、ってか興味なし。
納得できる音が出れば、それでよし。後は現状維持に勤しむ。
納得できる音の基準は、自分の感覚的に違和感がなければ良し。
ちなみに、感覚はガキの頃から生音にドップリ浸かってきたおかげで身についたもの。
(※電子楽器ではないよん)
ん?逆にその辺の感覚を持たない人の音の良し悪しの判断基準って何だろ?

変わらないものリスト
・オーディオラック
 18位の頃買った、ダイエーの見切り品。
・アナログレコード
 SHURE M-24H (高校生の時に入手、針交換のみで現在も使用中)
・アンプ
 marantz PM-74D (20前後で入手、STK3102はお約束で死亡したけど、交換して復活)
・スピーカー
 JBL S-117 (20前後で入手)
・CD
 marantz CDV-770 (20前後で入手)
 コレに関しては、今思えば納得行ってなかった。なのでCDとLPがある時代は、
 LPの方を買い続けていた。
 最近、CDV-780を入手して、”ああ、CDって音いいんだ”と今更納得。
 多分、これ以上良くなっても、我が駄耳では判別不能なのでコレで満足。
・DAT
 DENON DTR-80P (20前後で入手)
 コレに関しては、当時から納得行ってなかった。なので録音はすれど、聴いてウンザリな日々が
 20数年続いていた、
 最近、DD-82を入手して、DATのデジタル出力からDD-82の「アヒル七」を通すと、
 ”ああ、DATって優秀”と今更納得。

自分的結論としては、デジタル媒体はどれが良い悪いはなく、
お気に召したアナログ変換機に出会えれば、皆OKな訳で。
てな訳で、DD-82にポータブルなデジタル媒体がウジャウジャぶら下る結末にw
デジタルトランスポートは、大きくなったからと言って音が素晴らしく良くなるわけでもなかろう。

往々にして、スペックとそれに伴う数値的な何かに拘る方々が、瞬間的に熱して、
更にコレに右向け右部隊が追随するわけで、ある一定数値が満たされると、冷めて去って云々。

本来、性向的には48管に息吹、右手に4本ピストン、左手にラケット、股下に2stV3なのだが、
24時間の半分以上、会社に住んでいる程度の身分の者としては、
現状で必要にして充分満足とすべきなのであろう。
いゃ、家に帰ればキンクマ嫁が待ってる訳だし、これ以上の幸せを望んだら天罰をくらうか?
posted by しまりす at 14:40| Comment(4) | おーでお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする